2012-01-01から1年間の記事一覧

今日は制作。一つ、大きな山を越える。もうすこしで完成。頑張る。 結局、僕の心を動かすもの、人についてしか書けない。夜更かしして、デュレンマット、少し読む。あまり面白く読めない。しばらく寝かせよう。あ、そうだ。 昨日、ミランダ・ジュライの小説…

岸本佐知子『なんらかの事情』

一昨日読了したミランダ・ジュライの小説集の翻訳者によるエッセイ。 めっちゃくちゃ面白い! てか、ミランダと岸本さんは似た者同士な気がする。かなり。 町田康の初期作品や中原さんの文と同じような中毒性がある。 この中毒性が読書のいちばんの楽しみか…

『カフカ短編集』

『カフカ短編集』を読みはじめる。 ・「掟の門」 最後のフレーズ、パンチライン。 ・「判決」 多分この短編は再読。スリリングで滑稽。やっぱ面白い。街に出ると、本ばっか買ってしまう。 今日は、カフカとドスト。 友だちと、近場で喫茶。 寒すぎて頭痛い。…

エイモス・チュツオーラ『やし酒飲み』、読了。 面白かった。 この粗さは企図されたものではない。 ただ、語られる内容以上にたいせつなのはいかに語るか、なのだ。 その表出の一つの形態。次はペドロ・パラモを読んでみよう。

フリードリヒ・デュレンマット『失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選』

「トンネル」を読了する。 遅くなったので寝る。おやすみなさい。俺が好きな小説に共通する特徴は何なんだろう。心象描写が上手い、とか、実験小説、とか以外に、何があるんだろう。 好き作家は、いとうせいこう、中原昌也、吉村萬壱、小島信夫とか。海外だ…

しばらく読書はせず。 雑誌とか読んだり、やっぱ音楽って量聴けねえなと思ったり。今日までに二人に読みかけをプレゼントして、読むのを先送りにしてた『やし酒飲み』、再開。 振り返ると、春樹。何でぜんぶ読んだんだろ。 全然好みじゃない。

うーん。 そうか。そういうことか。 つまりは答えは突き抜けてFUNでSTRANGEなものなんだな。

『やし酒飲み』、読み進める。 今日で仕事ひと段落。おやすみなさい。 リリックイメージする。

2012年間ベスト

・川上未映子『十三月怪談』 ・中原昌也『死者の家にて』 ・いとうせいこう『今井さん』 ・ツルゲーネフ『はつ恋』 ・いとうせいこう+佐々木中『BACK 2 BACK』(のいとうせいこうのパート)

エイモス・チュツオーラ『やし酒飲み』

面白い!!

村上春樹『1Q84』

村上春樹『1Q84 BOOK3 後編』、読了。 ふたり。二人にとって絶対的なタイミングの重要性。今がその時である、ということ。 かなり冗長だった。嫌いではないが、メロドラマティックなハッピーエンドの描写に致命的に筆圧が不足しているように感じた。 遠くに…

村上春樹『1Q84』

今日も4章程読む。 あともう少し。 決してつまらないわけではないのだが、冗長。 ドストエフスキーの凄さを感じる。

村上春樹『1Q84』

今日は2章をゆっくり読む。 この軽さは何なんだろう。情景が浮かばないわけではない。スリリングでないわけでもない。 ただ、音が無く、匂いがしない。チープで薄っぺらいのだ。友人に彼女ができた。報告を受けて泣きそうだった。 悲劇のヒロインだという風…

柳家喜多八『明烏』

昼より上野鈴本演芸場へ出掛け、昼席。満員であった。友人と柳家喜多八の落語を聞く。 演目は『明烏』。緩急が際立った艶のある芸。ホントに上手い噺家で。 昭和のいるこいるの漫才も面白かった。 また今日も爆笑した。楽しかった。 晩まで、浅草、スカイツ…

小島信夫『アメリカンスクール』、奥泉光×いとうせいこう「文芸漫談」、村上春樹『1Q84』

小島信夫『アメリカンスクール』を二章まで再読して。奥泉光×いとうせいこうの「文芸漫談」を下北沢タウンホールに見に行く。対象の作品は小島信夫『アメリカンスクール』。聞きに行ってよかった!今年一番じゃないかってくらい爆笑した。 三人称多元(ポリ…

村上春樹『1Q84 BOOK3 前編』読了。 四日もかかった。 次は後編買ってきて読むか。

今日も『1Q84 BOOK3 前編』を4章読む。

『1Q84 BOOK3 前編』を読み進める。ときどき笑えるシーンや描写があるが、全体的にはやはり特筆するほど面白くはない。

村上春樹『1Q84 BOOK3 前編』を読み始める。 昨日までのツルゲーネフの神西清訳がまったく抜けず、非常に読みにくく感じる。

ツルゲーネフ『はつ恋』

ツルゲーネフ『はつ恋』、読了。 名作。もっと早く読んでいたかった。深くまで刺さる大切な小説になった。 人間の、感情の、自然の中の人間の、細かい襞を、丁寧に言葉にしていて。 これは本当に素晴らしい小説。 刺激を受けた。筒井康隆「創作の極意と掟」…

ツルゲーネフ『はつ恋』続きを読む。野間文芸新人賞 受賞記念対談「遍在する「わたし」、一人称の懐しく新しい手触り」山下澄人×堀江敏幸の対談を読む。 飴屋法水の参加した六本木スーパーデラックスでのパフォーマンスのことを思いながら。 特別気になった…

中原昌也「キリストの出てくる寓話集」(en-taxi Vol.37)読了。 ツルゲーネフ『はつ恋』(神西清訳)を読みはじめる。 こんなに描写にドキドキするとは。機微の描き方が新鮮。

町田康『ホサナ』(4)を読了。(群像12月号)

『映画と恋とウディ・アレン』、『罪と罰』ドストエフスキー

『映画と恋とウディ・アレン』を日比谷シャンテで観る。 直感を信じて、本当にやりたいことに突き進む姿勢。女性の目線について。 夕、ドストエフスキー『罪と罰』(上下巻)を読了。

しばらく読書を休み、一昨日再開。『罪と罰』第五章まで読了。

とてもいい感じになってよかった

最悪な気分。 最悪というのは、後悔。悔い改めよ、俺。 何で時間はこんなに容易に流れるのだろうか。 胸が一杯で泣き出しそうだ。

地点『光のない。』観劇。

都市の滲んでいる小説、風景のみえる話が僕は好きだ。それはラブストーリーを描くときに、必要不可欠な要素のひとつ。 それは、僕に描ける唯ひとつのもの。ゆっくりとランドマークを建設している。

今日は久しぶり、読書はせず。 休み。 街に出て、徘徊。 ジョナサン・フランゼンが気になる。あと、ジェニファー・イーガン。