村上春樹『1Q84』

今日は2章をゆっくり読む。
この軽さは何なんだろう。情景が浮かばないわけではない。スリリングでないわけでもない。
ただ、音が無く、匂いがしない。チープで薄っぺらいのだ。

友人に彼女ができた。報告を受けて泣きそうだった。
悲劇のヒロインだという風に認識されたいという強すぎる欲求について。そういうところから生まれるやけっぱちな幼児性。