2012-11-14から1日間の記事一覧

ドストエフスキー『罪と罰(上)』読了。第三章終盤の夢の描写。 読み終えるまで、10日間か。中原昌也「死者の家にて」(文藝掲載)、読了。 何でこんなのが書けるんだ。そして、何でここにきて、これを書いたんだ。最高のメロドラマ。東京スカパラダイスオ…

ドストエフスキー『罪と罰(下)』第四章へ。 ところどころに硬さはあるが、かといって噛み砕けない骨ではまったくない。 好きな硬度だ。11/15

表現者である。過去の表現者は過去のものだ。 1920年代の作品に好きなものが多いのは、発表することが容易で無い時代に発表された作品であったからで、そこには磨かれた手腕が光り、己が光っているからだ。 ほかの表現者に文句があっても、それを大衆にアピ…